とってもお久しぶりです。ブリコルール大滝です。
前回更新から3年ほど経っていてびっくり。ブログを放置しすぎですね。
今年の夏は思い切って約2週間という長いお休みを頂きました。
有難いことに去年の冬から本当に忙しくさせて頂いていて
2021冬~2022春までは記憶がないくらいあっという間の日々でした。
自分自身はレッスンやライブ配信などを通してアウトプットする事ばかりだったんですね。
なのでちょっと一旦立ち止まって色々インプットしたいというか。
インプットって例えば本を買って読むとか異国へ行って新しい世界に触れるとか
色々あると思うんですけど、今年の夏は過去にインプットした物をもう少し丁寧に
振り返ってみようと思いました。
せっかくなのでこちらのブログで皆さんと一緒に。楽しんで頂けたら幸いです。
アヴィニョン(Avignon)(3回目の旅)
そもそも私は海外旅行に全く興味がありませんでした。
何故かというと飛行機が苦手だったから。更に国内ですら旅先で体調不良になる事が多く
海外で長期間元気で過ごせる自信が無かったんです。
けれど退職後、貴重な「自由時間」を手に入れた私はインプットを求め覚悟を決めました。
当時、嫌々パスポートの申請を行い、旅行会社のツアーに申し込んだのを覚えています。
それがドハマりするなんて自分でも驚き。きっと生まれ変わりたかったんだろうな。
結局フランス滞在時に調子が悪くなった事は一度もなく逆に調子が良くなるという始末。
何事もやってみないと分からないという事ですね。
最初は添乗員さん付きのツアーから始まり、そこから計3回の渡仏。
感染症がなければもっと増えていたと思います。
今回のブログは3回目の旅で訪れた南仏の街を振り返っていこうと思います。
■城壁で囲まれた街「アヴィニョン」
3回目の渡仏で初めて訪れたアヴィニョンにはパリからTGV(高速列車)に乗って
3時間掛からないくらいで到着しました。
当時は真夏のバカンスシーズンで帰省ラッシュだったのかTGVは満席状態。
前回乗った時はガラガラで快適だったのに…
パリで出会った日本人の方が「今年の夏は南仏に熱波が来てる、危険だから帰省しない」なんて仰ってたのでドキドキしながら向かったのを覚えています。
アヴィニョンTGV駅を出てすぐに城壁が見えるのでとっても分かりやすい!
タクシーでも呼ばないと街中へはいけないのかと思ってました。
結局暑さは大した事はなかったです。湿度が高くないので風が吹けば涼しさを感じる程。
そしてこれは全くの偶然だったのですが、丁度アヴィニョンは演劇祭というお祭りの
真っ只中で城壁内は人で溢れていました。
そこらじゅうで演劇パフォーマンスが行われていてお祭りムード全開。
そんなこんなですが実はアヴィニョンにはそんなに長居していません。(お祭りなのに!)
次の日にアヴィニョン郊外にあるヴィルヌーブ・レ・ザビニョン(Villeneuve Les Avignon)
という場所で開かれる大型蚤の市へ行くのが本当の目的だったからです。
お祭りをチラ見した後、目的地方面へ向かうシャトルバスに乗ると周りの人が
「今日はお祭りだからバスの運賃は無料だよ!」と身振り手振りで教えてくれました。
この日はヴィルヌーブ・レ・ザビニョンで泊まって次の日の蚤の市に備える事に。
この辺りはいかにも南仏といった趣で散策したい気持ちでいっぱいだったのですが
足がボロボロだったのでホテルでまったりしていました。
ホテルまでの道中の石垣から除く可愛い木が気になって調べたら恐らく夾竹桃(oleander)だという事が判明。
シンプルな外壁の前にこの木を植えたらほい南仏!って感じで可愛いかも。
そういえばこの日泊まったホテルのオーナーさんがとても親切な良い人で嬉しかったな。
英語が堪能な方だったのでなんとか片言だけどお話が出来ました。
チェックインを済ませスーツケースを自分で部屋に運ぼうとしたら
「僕が運ぶから置いといて!」と声を掛けてくれたオーナーさん。
ありがたや…でも…人間でも入ってるのかと真顔で疑われるような重さだったので
本当に申し訳無かったな…
さて翌日。
お待ちかねの大型蚤の市です。いやぁ凄かった。内容、出店数とも申し分ない規模。
お値段はパリの蚤の市と同等くらい、安くはない。
値引き交渉は多少はOKだけどあまり歓迎されない感じ。
その代わり品物は本当に素敵な物が揃っていました。
目に入る全ての商品が可愛すぎて目移りしちゃいます。
このマダムのお店が一番好きだったかも。マダムのワンピースも可愛すぎ。
アイアンの椅子とかお手頃で欲しかったな…でも持って帰られないので眺めるだけ。
テーブルクロスか何かだと思うんですがアンティークな風合いが素敵。とても高価でした。
よく見たら本当に可愛いものがいっぱありますね。
帽子も現地で被ってたら可愛いだろうな。当時は見落としてたなぁ。
レースやリボンもたくさん。私は破れていたレースカーテンを購入しました。
お店の撮影スポットに飾っているカーテンなのですが今でも現役で活躍してくれています。
家具は持って帰られる状況だったら欲しいものが本当に沢山ありました。
こういう小物系はまとめ買いすると値引きしてくれる可能性大でしたね。
こんな感じで永遠に遊んでいられる場所でしたが
実はここにも長居していられない理由がありまして。(ギリギリまで居たけど)
この日の宿泊施設が次の目的地「リル=シュル=ラ=ソルギュ」だったからです。
殺人的な重さの荷物を抱えつつ、アヴィニョンに戻りバスセンターでチケットを買って
いざ長距離バスで現地へ!
この写真はアヴィニョンバスセンターのバス停留所。
写真の中央に母が写っていますが、改めて見ても荷物が重そうです…
ここから約1時間でリル=シュル=ラ=ソルギュに着きます。
このバスセンター、利用方法が外国人にも分かりやすくて助かりました。
出発時刻に乗り場に現れるバスに乗り込み、運転手さんに行先を告げ、
お金を渡して切符を貰うという単純明快なシステム。
荷物もバスの下扉を自分達で勝手に開けて勝手に放り込む仕様。
今現在はどうなってるか分からないですが当時はそんな感じ。
このバスセンターが本当に便利だったのでまた次回も南仏の旅ではお世話になろうと
思っています。次もカルパントラとかユゼスとか行ってみたい所が沢山あります。
そんなわけで次回は
アンティークの村「リル=シュル=ラ=ソルギュ」をご紹介します。
お楽しみに~!